はっせん日和

鉄道のことを中心に書いていきます。内容に絡めてちょいちょい過去写真も。

2026/10/17 過渡期の中央本線を撮影

みなさんこんにちは。

長野の211系と、それを置き換える新型車両・E131系200番台の撮影に高尾に行ってきました。

f:id:S_C_008:20261018174707j:imageまずは新宿から、高尾山口行きの京王ライナーに乗車します。高尾山口までノンストップの「Mt.Takao号」とは違い、府中から他の京王ライナーと同様に急行の停車駅に停車します。

京王ライナーの発車前に、赤帯リバイバルの7000系が来たので軽く撮影しました。赤と青の2色の京王車しか見たことなかったので、新鮮でした。

f:id:S_C_008:20261018174722j:image乗車した5737編成は、デュアルシートでありながらもリクライニングできる機構を初めて搭載した車両です。リクライニングできると一気に有料列車感が高まる感じがします。

f:id:S_C_008:20261018174952j:image京王ライナーは西に向かってひた走ります。画像は多摩川です。

先行列車の遅延により多少遅れはありましたが、高尾に到着。バスに乗って撮影地に向かいました。降りるバス停より先に高尾山の登山口の近くのバス停があるらしく、登山客の輸送のために2台体制で運行されていました。

バス停から歩き、踏切へ。そこで撮影します。

まずは12両編成のE353系「あずさ」。フル編成の12両編成で松本から東京へと向かいます。午前中に到着する上りは東京までの運転なんですね。いくら折り返しは回送とはいえ、あの手狭なホームでよくやってるなあと思います。

新型車両「E131系200番台」です。前面のドット柄が沿線の自然(アルプス?)をモチーフとした形状になっています。スカートがスノープラウつきで、よりE129系に近い感じを覚えました。この後高尾構内で昼寝するらしく、既に「回送」の表示に変更されていました。

E353系ですが、これは「かいじ」です。かいじは全列車9両編成で運転されます。富士回遊と併結するかいじはどうなるんだろうと思ったのですが、新宿での折り返しはあずさみたいです。

211系の6両固定編成編成、ロングシートの2000番台です。6両固定編成は元々東海道線の10両編成で、国鉄時代に製造された編成が0番台、JRになってから製造されたのが2000番台です。なお、5両編成は国鉄時代から2000番台だったみたいです。

今度は211系の3両+3両の6両編成。3両編成は、高尾だけでなく南小谷や中津川、飯田まで乗り入れる広範囲の運用範囲が特徴です。見た目ではわからないですが、セミクロスシートの1000番台とロングシートの3000番台の混結です。

もう1本12両のあずさ。中央線特急は割と9両での運転も多いイメージだったんですが、2連続であずさが12両で来るもんなんですね。調べたらこの便は2025年3月から12両に増車されたみたいです。

E131系ももう1本。こちらもすでに表示が変わってあり、普通小淵沢になっていました。他の路線のE131系同様ワンマン運転に対応しているとのことで、いつしかは種別表示が「ワンマン」になってしまうのでしょうか。

すんごいブラックフェイスが焼けた211系がやってきました。写真のN601編成は、211系で初めて製造された車両です。これぐらいの光線が一番好みですかねー。

最後にもう1本211系。11時半前後で、あまり面には光が当たらなくなってしまいました。

この後どっか他の路線に行こうかなと考えていたのですが、晴れていましたし、そういえば行ったことなかったなと思って高尾山に行ってきました。ケーブルカーで上まで上り、歩いて山頂まで行きました。全然山とか登ったことないんですけど、まあ普通に行って帰ってこれるかなって感じでした。2時間は電車撮るために立っていた上、運動不足過ぎてその後足が痛くなりましたが。

2026/10/11 千葉方面に行く

みなさんこんにちは。いろいろなことをしに千葉方面に行ってきました。

まず、京成とJRを乗り継いで千葉へ。

f:id:S_C_008:20261011144018j:image千葉からは、先日デビューしたばかりの房総地区のE233系に乗車します。車両は0番台、元トタH49編成の6両側のC3編成です。

f:id:S_C_008:20261011144109j:image1号車にはトイレが新たに設置されています。また、各号車にホーム確認用のカメラが設置されています。運転台にモニターもあったので、将来的にはワンマン運転が行われる予定なのでしょうね。

f:id:S_C_008:20261011144122j:image車内のLCDは撤去され、LED式に。3000番台が転用されるという噂もありますが、それに合わせた仕様なのでしょうか。にしても、このタイムのLED表示器で種別表示は変な感じですね。

f:id:S_C_008:20261011144225j:imageカラーリングこそ房総ですが、所属表記跡に残る「八トタ」(読みにくいですが)。元中央線だったことを表しています。

f:id:S_C_008:20261011144241j:imageC3編成の千葉方は元々電気連結器がついていたので、電連の撤去とその分切り掛けられていたスカートの穴埋めが行われています。

鎌取で下車し、バスで沿線の撮影地へ。

まずは横須賀線・総武線のE235系。久里浜始発のロングランです。データイムの外房線直通は京葉線のイメージが強いですが、一部は総武線からもやってきます。

なんかE131系の回送がきました。本来は千葉方にパンタグラフはないので、方向が逆になっています。普段は内房線経由で幕張から回送されるのですが、不通になったので外房線経由で回送しているのでしょうか。

E257系に被ってしまいましたが、京葉線からの快速です。完全に余談なんですが、京葉線の電車っていかにも新しい高架線だけじゃなくて、こうしたザ・郊外の路線も走るので、正直Nゲージを走らせに行くときにレンタルレイアウトに困らなくていいです。

10/11現在でもう1本の営業運転に充当されている房総地区のE233系がやってきました。このC9編成は京葉線の分割編成、ケヨ551編成の5両+F51編成です。中間の先頭車とF51編成の中間車を抜き、6両編成化しています。個人的には0番台より列番が別になってるこっちの方が好きですね。

この記事が書いた時点ではE233系は東金線関連の運用のみみたいです。総武本線・成田線はまだみたいですね。

上総一ノ宮行きの209系8両編成。東金線直通を除き、ほとんどの外房線・内房線の209系は8両で運転されています。房総の209系は帯の色が焼けて真っ白になってる編成がちょくちょくいるのですが、綺麗な編成でした。

E257系500番台「わかしお」です。私がJRで一番好きな特急型車両ですね。房総色が千葉の特急らしさがあります。なんか富士回遊やってた時期とかありましたけど。

もう1本のE235系が来ました。来てから大体1時間ぐらい経ったってところですかね。行き先表示になれば変わり映えはあったのですが、さっきの写真と同じ「外房線」の表示でちょっと残念。

こちらももう1本、京葉線からの快速です。分割編成が来ました。先ほど撮影したC9編成が元京葉線分割編成ですし、分割運用も2運用(朝夕1運用ずつなので、実質1運用)しかなく、京浜東北線からの転属車も発生しているところを思うと、京葉線分割編成とE233系房総地区が共存している時間は結構短いかもしれませんね。

成東行きの209系です。正直209系2100番台は6両が好きですね。ちょうどいい長さです。御宿に行きたくなりますね(?)

6両は東金線関連の運用を除けば総武本線・成田線の方が運用は多いので、外房線・内房線ではあまり姿は見ないんですよね。とはいえ今後全部8両は6両になるわけですが…。
この209を撮って、撮影は切り上げました。

鎌取に戻るバスがなかったので、近くのローソンでダイチャリを借りて鎌取駅まで自転車で戻りました。徒歩と自転車合わせて、15分ぐらいあれば鎌取駅から撮影地に行けると思います。

f:id:S_C_008:20261011144433j:image鎌取から外房線で蘇我に1駅戻り、内房線に乗り換え。姉ヶ崎〜長浦が千葉豪雨の影響で不通のため、姉ヶ崎折り返しで運転されています。総武線から直通の「快速姉ヶ崎」はあまりないようです。

f:id:S_C_008:20261011144447j:image五井で昼食を食べ、小湊鐵道に乗り換え。車両はキハ40の東北地域色でした。この色はプラレールの単品販売で売ってたイメージがありますね。

私個人としては、普通列車用のキハ40は初めての乗車です。リゾートみのり、Shu*Kura、AT-400(お座トロ展望列車)には乗ったことあるのですが。

上総三又で下車。歩いてすぐ撮影地で撮影します。

まずはキハ200。全然単線のこういう撮影地で撮らないので、面デカになってしまいました…。

もう1本、先ほど乗った東北地域色のキハ40を撮影。まるで東北地方ですが、ここは千葉県です。不思議ですね。

もうちょっと小湊鐵道に居たかったのですが、時間の都合でこれで切り上げます。私としては五井はそこまで遠くないですし、五井から遠くないところにいい感じの駅近撮影地だったのでまた行きたいと思いました。

五井に戻りました。入替中の乗ってきたキハ200を駅の跨線橋から撮影できました。

f:id:S_C_008:20261011232446j:image内房線が減便で、40分ぐらい電車が来ないので「こみなと待合室」という待合室で時間を潰すことに。どうやら会議室だった建物をリノベーションしたらしいです。

f:id:S_C_008:20261011232455j:image袖ヶ浦産のほうじ茶を飲みながら、列車を待ちました。結構「鉄分」が多めな内装でしたが、結構いろいろな人が使っていました。集まって勉強をしている学生の方々もいました。

このあとはお台場の鉄道フェスティバルに行ってから帰りました。

2026/9/6 浅草〜日光ノンストップ!「懐かしのスペーシア」で行く日光

みなさんこんにちは。東武100系「スペーシア」のブルーリボン賞35周年を記念し運転された臨時列車 「懐かしのスペーシア」に乗車しました。運行開始時の最速便の停車駅に合わせ、都内から下今市までノンストップです。
今やフラッグシップの最新型「スペーシアX」ですら栃木や新鹿沼といった駅には停車するパターンを踏襲してるんで、かつては「特急は日光に直行!」というものだったんでしょうね。当時は有料急行や快速もありましたし。

9/5に上りの東武日光→浅草、9/6に下りの浅草→東武日光が運転されるので、9/6の下り列車「けごん263号」に乗車しました。なんとこの便は、北千住を通過し、浅草の次は128.4キロも先の下今市です。恐ろしいですね。

旅の始まりは、東武鉄道の歴史ある玄関口・浅草から。

f:id:S_C_008:20260906195154j:image1階にある特急列車の発車案内です。明らかに停車駅が少ないことがわかりますね。

f:id:S_C_008:20260906195206j:image編成は6号車の個室にグリーン車のマークがついた原色の107F。JR線内では個室はグリーン車として扱われます。

JR直通対応編成が充当されたのは偶然ではなく、意図的なものです。この土日は東北本線の上野を始発とする「スペーシア上野日光」を運転するからです。去年も107Fでしたね。
9/5の往路は上野発、9/6の復路は上野行きなので。その返却・送り込みを兼ねて、今回の懐かしのスペーシアは設定されています。

f:id:S_C_008:20260906215124j:image表示は臨時でした。まあ停車駅パターンが対応できてないでしょうし、仕方ないでしょうか。

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f:id:S_C_008:20260906215227j:image座席裏のネットに、記念乗車証が入れてありました。とてもいいデザインですね。

f:id:S_C_008:20260906154749j:image浅草を発車し、とうきょうスカイツリー駅(旧業平橋駅)を通過。引上線には、またもや原色のスペーシアが。こちらもJR直通対応の108Fでした。

youtu.be

今回の目玉ともいえる北千住を通過。にしたって古いGTOの電車なのに加速の音静かですね。1990年デビューとは思えません。外から聴くと結構な音してるのですが。

この列車は臨時で設定されるけごん63号のスジで走っているので、本来は停車する駅を通過してるのでちょくちょく減速しながら走っています。北千住の通過も速度は出ていませんでしたね。

日光線に入ってしばらくしたところで、3号車にあるサービスカウンターおよびビュッフェ(売店)へ。今はどちらも使われておらず、デッドスペースとなってしまいましたが、かつては営業していました。

f:id:S_C_008:20260906195221j:imageサービスカウンターでは、スチュワーデスが乗務し、観光案内を行っていたみたいです。今では手元にあるスマホでなんでも調べられることを思うと、時代が変わりましたね。

f:id:S_C_008:20260906203605j:imageカウンター上に展示されていたのは、一般車向けのパンフレットでしょうか。妙に頭の横の部分が出っ張っているのは、イヤホンなしで聴けるオーディオサービスをしていたからなんですよね。すでにコンソールは座席からは撤去されていますが、東武博物館にある個室のモックアップには残っていたような気がします(先日行ったので、確認すればよかった…)。

f:id:S_C_008:20260906195251j:imageビュッフェのカウンターでは、同じくパンフレットと、過去のスペーシアの記録が。普段はここはカーテンで締め切ってしまっているので、久々に空いているところを見ましたね。

f:id:S_C_008:20260906195439j:image東京〜日光は戦前から長らく国鉄と東武が旅客獲得競争を繰り広げた区間です。どちらも最新の車両を投入し続けて、熾烈な争いを繰り広げていました。
1956年に1720系「デラックスロマンスカー」が登場。その後、1982年には国鉄の急行「日光」が廃止され、長年続いた国鉄と東武による日光輸送の競争も幕を閉じました。

そしてデラックスロマンスカーに変わる東武特急の新たな顔として登場したのが、この100系「スペーシア」です。

f:id:S_C_008:20260906215356j:imageこの年のブルーリボン賞の候補は、

  • JR北海道 - 785系「スーパーホワイトアロー」
  • JR東日本 - 251系「スーパービュー踊り子」
  • 京成電鉄 - AE100形「スカイライナー」
  • 近畿日本鉄道 - 26000系「さくらライナー」

と、名だたる特急型車両が名を連ねていました。各地で新型特急列車がデビューするのは、豪華絢爛だった時代を思わせますね。

最終的にブルーリボン賞は251系との一騎打ちになり、得票は251系の方が上だったのですが、差が僅差だったため(7票)、選考委員会での審議を経て100系「スペーシア」が選定されたとのことです。251系はローレル賞を受賞しました。東武鉄道の受賞は初めてでした。

現在もブルーリボン賞のレリーフは6号車のデッキに掲示してあります。全編成に掲示され、営業期間中にレリーフは外されたことはないので、ここにあるレリーフは廃車済みの編成から持ってきたものではないでしょうか。

こちらには、多分関係者向けのパンフレットが展示されていました、諸元が載ってるので勝手にそう解釈しているだけなんで、あんまあてにはしないでください。

f:id:S_C_008:20260906195419j:imageかつての車内販売メニューもそのまま貼られていました。2021年8月を持って終了してしまったので、その時のものかなと思います。まだ原色化が進み始めた頃のだったので、3色のリニューアルカラーが懐かしいですね。

f:id:S_C_008:20260906155053j:imageスペーシアでは、なんと「温かいお食事」を食べることができました。フライドポテト、焼きおにぎり、からあげチキンなど…色々メニューがありますね。

まあ、暖かいと言ってもレンジでチンなのですが。でも電車内で温かいものが食べれるって嬉しかったですね。スペーシアXのカフェではこうした温かい軽食類は販売されていないので、旧スペーシアならではのサービスでしたね。

f:id:S_C_008:20260906155159j:imageここで温かい食べ物を発売していた当時の写真を。フライドポテトです。実は、ここで提供されていた食事はニチレイの冷凍食品の自販機で販売されていたものを使っていました。24hr. hotmenuと書いてありますが、これはニチレイの自販機のロゴです。

f:id:S_C_008:20260906155219j:image自販機の写真もかつて品川駅で撮ったのがあったので、どうぞ。こう見るとメニューや、「からあげチキン」という表記に共通性がありますね。

f:id:S_C_008:20260906155336j:image話を沿線風景に戻します。栃木・新鹿沼を通過し、山道を登り、気づけばJR日光線と交差する下今市の手前付近へ。スジ自体は定期特急より寝ているんで、所要時間は10分ぐらい長いです。

f:id:S_C_008:20260906155633j:image東武日光に到着。浅草を10分ほど早く発車していた「スペーシアX3号」として日光まで来ていたスペーシアXと、栃木地区の主・20400型がお出迎え。

この懐かしのスペーシアに乗ることだけを決めていたんで、降りた後の予定を決めてなかったんですが、久々に東武ワールドスクウェアに行きたいな?と思い向かうことにしました。

f:id:S_C_008:20260906160013j:image下今市まで戻り、鬼怒川線に乗ります。乗るのは253系の特急「きぬがわ」。JR・東武直通特急20周年を記念し青いカラーリングになりました。253系は長野電鉄の2100系含めて赤系のカラーリングしかなかったので、青いのはちょっと変な感じ。悪くはないですが。

f:id:S_C_008:20260906160251j:imageJR直通特急はマルスで座席の管理している都合上、窓口でしか買えないのですが、東武線内のみで乗車すると120mmサイズのマルス券+補充券で発券されます。

f:id:S_C_008:20260906161757j:image池袋以外の東上線の各駅でSL大樹の座席指定券や、スカイツリートレインの特急券を買うと補充券で買えたりしますし、割とこのような券が手に入りやすい環境だと思います。あと、東武ワールドスクウェアの窓口でも買えると聞いたことがあります。

f:id:S_C_008:20260906215416j:image東武ワールドスクウェア駅で下車し、東武ワールドスクウェアに向かいました。1/25のミニチュアの名所が楽しめます。

鉄道ファン目線としては、案内入ってすぐ左側の「現代日本」ゾーンの東京駅付近に注目です。

f:id:S_C_008:20260906195510j:imageなんと、201系中央線と、200系シャークノーズの模型が走行しています。開園は1993年なので、当時の東北新幹線の花形はこれだったんでしょうね。

f:id:S_C_008:20260906195521j:image201系を編成写真っぽく。雨の中なにやってんだかって感じですが。高規格線路で、6両で、電幕がないと思うと、どちらかといえば武蔵野線っぽい?

そういえば、青梅鉄道公園のクハ201-1の公開が始まりましたよね。まだ行ってないんで、どっかのタイミングで行きたいですね。

www.youtube.com

動画も撮ってみました。車両は201系だし、中央線のホームは高い場所にないし、発車メロディはJRE-IKSTじゃないしで、今と全然違いますね。
ところで、中央線東京駅って発車メロディ「せせらぎ」だったっけ…?と思ったのですが、1991年の一時期だけどうだったみたいです(首都圏駅メロwiki様)。

f:id:S_C_008:20260906195528j:imageこちらは成田空港(当時は新東京国際空港)です。ボーイング747ばっかですね。ジャンボ時代って感じです(?)

f:id:S_C_008:20260906195541j:image久々に飛行機撮った気がします。ミニチュアだけど。

f:id:S_C_008:20260906195551j:image東京ドームです。丸ノ内線を定期していた時に後楽園駅を出たところで見え、でかいなあと思ってましたが、1/25にしてもでっかいですね。昔は20番ゲートの前に階段があったんですね。

f:id:S_C_008:20260906195559j:image尺の関係もあるんでほとんどすっ飛ばすんですが(面白いのでぜひご自身で行って体感していただきたい)、「日本の四季」を表すコーナーには、スペーシアXとSL大樹の模型が走っています。昔はスペーシアや、10030型も走っていたらしいです。

この後は野岩鉄道6050型を撮ってから帰る予定だったのですが、走る車から水煙が出るぐらい雨降ってたんで、切り上げて帰ることにしました。

f:id:S_C_008:20260906161840j:image時間があったので、1駅歩いて小佐越駅へ。東武ワールドスクウェア駅開業までは最寄り駅として扱われていました。10分ぐらい歩きましたね。

f:id:S_C_008:20260906161939j:image上野行きも今日はありますが、普通の浅草行きのスペーシアで帰ります。車両は朝に業平橋の引上線にいた108Fでした。

12時台にスカイツリーライン内で遅延が発生したらしく、遅れて東武日光に到着して折り返しも遅れて下今市に10分遅れで到着しました。

f:id:S_C_008:20260906195825j:image新栃木の車庫では、珍しく休車中の6050型が外に出ていました。もう定期運用終了から4年半経つんですが、どうするんですかねこれ…?

f:id:S_C_008:20260906195836j:image新栃木駅の側線では、けごん263号として走った後、新栃木で昼寝をしている107Fがいました。この後東武日光に戻ってから上野へ向かい、今日は小金井の小山車両ベースで停泊のようです。

f:id:S_C_008:20260906221357p:image遅れているとはいえ快調に進んでいましたが、柳生近辺からは、本来新大平下で追い抜く予定だった普通を追う形に。本来春日部に到着する時間に、まだ栗橋にいます。結構遅れていますね。

f:id:S_C_008:20260906195851j:image春日部は15分遅れで到着。先行していた普通を本来行わない春日部での追い抜きを行いました。1番線の客扱いって珍しいですよね。確か今年のダイヤ改正で客扱いする定期列車が生まれたんでしたっけ。

逆側に座ってたんで写真はないんですが、本来は越谷で急行を追い抜くところを草加で追い抜きました。越谷に何もいない状態の昼間のパターンの追い抜きは不思議な感じですね。

f:id:S_C_008:20260906215446j:image結果15分遅れで浅草に到着。そもそも遅れてたんで、5分所要時間が増えたって感じですね。というか到着した頃には折り返しの発車時刻直前だったんですが、大丈夫だったのでしょうか…。

 

2026/8/22 秩父鉄道「長瀞特急」乗車&長瀞ショートトリップ

みなさんこんにちは。8/22・23の両日に、羽生~長瀞間を最速59分で結ぶ臨時列車「長瀞特急」が運転されるとのことで、今日は秩父鉄道に行ってきました。秩父鉄道の線内列車では初の特急列車とのことです。列車名は東武東上線の「川越特急」をイメージしているんですかね?
停車駅も羽生、行田市、熊谷、寄居、長瀞のみとかなり絞っています。

優等列車の停車駅比較

秩父鉄道の優等列車は急行「秩父路」、SLパレオエクスプレスが存在しますが、長瀞特急はそれらの列車より停車駅が少ないです。しかも両方とも有料列車です。
特にアウトレットができて以降、主要駅となったふかや花園すら通過するのは思いきっていますね。

ただし、車両は元都営三田線6000形の5000系なので、追加料金は不要で乗車券なしで乗車できます。臨時列車とはいえ「有料列車より上位種別なのに、無料列車」という逆転現象が発生しています。これは、 あきらかにムジュンしています!

長瀞特急に乗車

まずは始発駅である羽生駅へ向かいます。地元の駅から区間急行で乗り換えなしで羽生に着きました。

f:id:S_C_008:20260822173046j:image種別自体は「臨時」ですが、長瀞特急という表記も書いてあります。

11:05に熊谷方面から長瀞特急の送り込みがやってきました。この日充当された5002Fは、三田線時代登場時の赤帯を再現した編成です。実はこの編成が製造された頃には青帯で登場していたりする

個人的に、赤帯の都営のステンレス車は浅草線の5200形っぽさを感じるのでいいですね。とはいえ5200形は6000形が青帯になった後に登場した車両ですが…。

駅や車内では繰り返し、

  • 停車駅が少ないこと
  • 特急料金は不要であること
  • 追い抜きはしないので、通過駅の利用客はそのまま後続の各駅停車に乗車すること

が繰り返しアナウンスされていました。

www.youtube.com

↑羽生発車後~西羽生通過までの様子の動画をご覧いただけます。手持ち撮影なので、揺れやブレがありますが予めご了承ください…。

行田市、熊谷と停車し、次の停車駅は寄居です。「最速59分」のため、各駅の停車時間も短めです。

www.youtube.com

前述の通り、全列車停車駅のふかや花園を通過。営業列車では珍しいと放送がありました。途中からですが、上記の動画にも入っています。

小前田では貨物列車とすれ違いました。三ヶ尻行きなので、武甲山などで採掘された石灰石を積載しています。

寄居からは平野から一気に山間部へ。荒川と並走し始めます。先日の大雨の影響からか、かなり色が濁っていました。

長瀞に到着。乗客の数は座席も空いていて特段多いというわけではないのですが、鉄道ファンの割合がかなり高くて駅では撮影する人が多かったです。

乗車率は行田市〜熊谷が一番高かったですね。単純に羽生・行田市→熊谷の利用客が多かった印象です。

12時を過ぎていましたし、腹も空かしていたので、長瀞駅前の「有隣」というお店へ。秩父鉄道が営業しているお店です。

f:id:S_C_008:20260822173036j:imageここで秩父名物「豚みそ丼」を食べました。このメニューしかない、ストロングスタイルなお店です。

豚みそ丼とは、元々保存食として猪肉を味噌漬けにしていたのが、時代の変化と共に豚肉に代わり、その豚肉の味噌漬けを焼いてご飯の上に載せた、というものです。

豚の丼といえば帯広の「豚丼」ですが、こちらは味噌味なのでまた違った味わいが楽しめるます。

f:id:S_C_008:20260822173812j:imageちょっと時間があったので、荒川の石畳を見に行きました。暑かったので遠くからちょっと見ただけでしたが、それでも地形の異色さがわかりますね。

f:id:S_C_008:20260822173952j:imageまだ満腹感がなかったので、駅前でみそポテトを2本食べました。流石にこれでお腹いっぱいです。

f:id:S_C_008:20260822174030j:image折り返しの長瀞特急に乗車します。往復乗ると長瀞の滞在時間は1時間強ほどなので、どちらか片道乗車にした方がゆっくり長瀞を楽しめると思います。

長瀞特急の停車する3番線は、パレオエクスプレスの発着にも使われています。かつて西武線直通の上り列車があった時も、このホームが使われていました。隠されているのは西武線直通列車の案内です。

羽生行きは最速便ではないので、寄居で5分、熊谷で2分の停車時間があります。それでも速いですが。

熊谷で下車。上り列車はやはり時間が早いということもあり、乗車率は下りより低めでした。

熊谷到着後は、今度出かける時の株主優待を買いに湘南新宿ラインで新宿へ。多分記事にしますので、お楽しみに。

新宿の金券ショップが多いところは大江戸線の新宿西口に近いので、そこから帰ります。

蔵前乗り換えでもよかったのですが、雨が降り始めてましたし、折角なので三田線に乗ろうか、と思い春日で下車。三田線に乗り換えます。

f:id:S_C_008:20260822174155j:image三田線の車両は6500形でした。6000形を彷彿とさせる、前面の縁部分の形状がいいですよね。

三田線乗車後は、神保町→(新宿線)→馬喰横山/東日本橋→(浅草線)→押上と乗り継ぎ、帰りました。

おまけ 5002F 過去写真集

最後に、今回乗車した秩父鉄道5000系5002Fの過去の写真を貼りたいと思います。

f:id:S_C_008:20260822202409j:image初めて秩父鉄道を撮りに行った時に撮った写真です。撮りたい車両の一つだったので、撮れた時はすごい嬉しかったことを覚えています。

f:id:S_C_008:20260822202426j:imageこれは「各停」長瀞行き。これを撮影した次のダイヤで、羽生方面からの長瀞行きがそこそこ設定されていた時期があったのですが、今長瀞行きは横瀬方面からやってくる西武4000系の運用しかないんですね。「秩父鉄道の車両による長瀞行き」という面も今回の長瀞特急は珍しかったかもしれません。

f:id:S_C_008:20260822202444j:image定番撮影地のふかや花園〜小前田のストレート。これと、この上の2枚ぐらいから秩父鉄道にハマり初めて通うようになりました。まあ、通勤電車ばっか撮ってる異端者ですが…。

f:id:S_C_008:20260822203201j:image2024年に運行された「北武準急」というツアー列車です。急行灯が点灯していますね。北武準急の「北武」とは、羽生〜熊谷を開業させた北武鉄道のことで、この区間を中心に運行されました。

f:id:S_C_008:20260822203501j:image過去の記事から、未投稿の写真を。影森駅構内に停車中の写真です。

赤帯になってからは撮ったことなかったので、とりあえず羽生駅で撮れてよかったです。ですが2両目までしか写ってないので、別で撮影に行かなけれなりませんね。

 

2026/7/25 東武の隅田川花火大会臨時(曳舟始発の浅草行き・区間急行北春日部)

みなさんこんばんは。
隅田川花火大会の開催に伴う東武スカイツリーラインの臨時列車が運転されたので、撮ってきました。毎年恒例の臨時列車です。

私は家から花火が見えるので、家で花火を見てから行ってきました(なんの自慢)?。

曳舟始発の普通浅草行き

増発列車の送り込みとして、曳舟始発の浅草行きが運行されています。「普通浅草行き」自体はいくらでもありますが、曳舟発はこのタイミングだけです。

f:id:S_C_008:20260725204546j:image曳舟4番線始発の定期列車は早朝に亀戸線で運行される車両が北春日部から回送された後の始発列車があるぐらいですね。

「当駅発」と表示されていますね。逆方向の下り列車はとうきょうスカイツリー駅の工事による曳舟折り返しの列車は撮ったことあるのですが、当駅始の浅草行きは初めて見ました。今まで花火大会臨は東向島でしか撮ったことがなかったで…

充当されたのは、11433F+11267F、伊勢崎方が近鉄標準色ラッピングの編成です。こういうことにノリがいい東武だしもしかしたらな…と思ってはいましたが。

一駅だけ乗車し、とうきょうスカイツリーへ。
前4両がリニューアル車なので自動放送が流れるのですが、放送は「お待たせいたしました。東武鉄道をご利用いただきありがとうございます。~」という始発駅の放送が流れることがなく、「次はとうきょうスカイツリー(×2)です」という次駅案内が流れました。

とうきょうスカイツリー駅で折り返しの列車を撮影します。去年12月に上下ホームが移設され、対向式ホームになったので今年から撮れる撮影地ですね。例年は東向島で撮ってたのですが、停止位置付近が暗いのでロケーションはこちらの方がいいです。

区間急行北春日部行き

隅田川花火大会の臨時列車のメインディッシュともいえるでしょう、区間急行北春日部行きを撮影します。

利用客が多いこともあり遅れていて、ちょっと被りが怖かったのですが、スペーシアが行ってくれたのでなんとか撮れそうです。一応スペーシアはいちごカラーなのですが、全然わからないですね…

本来、区間急行は北春日部を通過するのですが、この列車に限り停車します。北春日部には車庫があるので、そのために北春日部行きとして運転されています。東武では普段特急に止まらない新栃木行きの特急があったりする(新栃木にも車庫がある)ので、車庫のために特別に停車するってことは割とOKみたいです。
かつては定期列車であったのですが、現在は廃止されてしまったので花火大会1年に1回だけの運転になっています。

駅停車中のをもう1回。今でもこのカラーは妙ですね…。たまたま電車に乗って当たる時もあるのですが、変な気分になります(笑)。

f:id:S_C_008:20260725235020j:image何年か前だと、クレヨンしんちゃんのヘッドマークをつけた編成が区間急行北春日部に充当されたこともありました。去年は足利の花火大会でブツ6をやりましたし、東武はこういう臨時に妙な車両を走らせるのが好きな感じがしますね。

最後に側面を。「近鉄で奈良・伊勢志摩へ」と、区間急行北春日部の表示がまた見れることはあるのでしょうか…。お会いした皆さん、お疲れさまでした。

本線地上の幕には未更新・更新の概念があって、4文字の行き先が未更新だと「北 春 日 部」のように文字間のスペースが広い表示で、更新だと「北春日部」と文字が太くて文字間のスペースが広い表示なので、更新された幕の区間急行北春日部もいつかは見てみたいですね。

おまけ

先日昼間に11433F+11267Fを撮ってきたときの写真をついでに載せておきます。後ろ側ですし、夏なので陽が高い…



2026/6/21 京急600形上野入線ツアー&近鉄標準色11267Fツアー

みなさんこんにちは。

京成で「京急電鉄車両で巡る京成線ツアー」、東武で「東武10030型近鉄標準色風ラッピング電車2両編成で行く 葛生・伊勢崎 日帰りの旅」という2つのツアーが同日に開催されたので、掛け持ちしてきました。

京急電鉄車両で巡る京成線ツアー

このツアーは、文字通り京急の車両(600形)で京成線を巡るツアーなのですが、特筆すべきは約24年ぶりに京急600形が京成本線・京成上野~青砥に入線するという点です。

1998年、エアポート快特が運行開始した頃は、運用の都合で上野まで乗り入れるという形になっていました。京急・都営の車両であろうと関係なくです。

上野乗り入れは2002年に解消したので、それ以来の入線ということになりますね。

私は足立区内を走る京急車が撮りたかったので、関屋・千住大橋で撮影しました。

まずは「京 成 関 屋 駅 →」の看板がある墨堤通りと京成本線の交差地点で撮影。関屋駅のり口のすぐそばです。元々ここに来る予定だったのですが、駅名の看板だけでなく、「足立郵便局前」という交差点の標識もあったのは嬉しい誤算でした。

千住大橋駅でしばらく停車するので、後続の普通に乗って千住大橋駅を目指します。

千住大橋駅に停車中の600形を撮影。車両は601編成でした。87Hで京急線内から高砂までやってきて、高砂で昼寝する時間を活用して設定されたツアーみたいです。

京成本線上野~青砥では、スカイアクセス線運用以外運用を表すアルファベットが付かないか、ついても頭につく(例:A01)ので、一番後ろにアルファベットが付くのをここで見るのは変な感じです。まあそもそも京急車がいるのが変ですが…

上野方面の案内表示と1枚。

しばらく停車した千住大橋から出発する姿を、駅名標と絡めて。「千住」の文字と赤い電車のコラボを生で見れる日が来るとは思いませんでした。

このあと下ってくる本運転はどこで撮るか決めていなかったのですが、思いつかなかったのでそのまま千住大橋駅に残って編成写真を撮ることにしました。

アウトカーブの構図で、4両目以降は全然写っていないのですが、99Hという運番と「貸切」という表示を見れたのでよしとしますか。久々に貸切表示が見れて嬉しかったです。

600形はこの後東成田に向かいました。東成田に乗り入れるというのもまたすごいですね。

撮影後は、歩いて北千住へ。ちょっと腹が減ったので少し腹ごしらえをしてから、東武線の北千住のホームに向かいました。

東武10030型近鉄標準色風ラッピング電車2両編成で行く 葛生・伊勢崎 日帰りの旅

北千住の下り1・2番線のホームで「近鉄カラーの東武電車」を待ちます。

まずは入線してくるところを発車案内と合わせて1枚。ツアー列車なので、「団体」です。

暗いのでわかりにくいですが、2両単独で走っているために普段は見れない浅草方のパンタグラフ側の先頭を見ることができました。以前の記事にも書いたのですが、基本的に6+2の伊勢崎側に連結されているので、近鉄標準色ラッピングで浅草方の先頭が営業線で顔を出したのは、このツアーのほかにラッピング後の回送ぐらいじゃないかなあと思います。

記念の横断幕と合わせて1枚。そういえば表示は団体列車で用いられることの多い「たびじ」じゃなくて「臨時」ですね。たびじは東武独自の表示だからなのかな…?

最後に発車前の車掌さんと撮らせていただきました。普段2両で走ることがない分、このようなこともないですよね。

京急600形の上野乗り入れと近鉄標準色ラッピングの11267Fの単独運転という両方の珍しい姿を短時間で見ることができてよかったです。

京成線を走る京急車の快速 10年半続く軌跡

みなさんこんにちは。今回は今までの記録の記事です。

京急の長い歴史の中で、「快速」という種別が設定されたことは、品川〜泉岳寺を除いて一度もありません。一方、快速の表示を出す機会はあります。そう、品川から先の都営浅草線・京成線です。

f:id:S_C_008:20260619170441j:image普段は東京と三浦半島を結ぶ京急の車両が、船橋や津田沼、成田といった千葉県内を走る姿は、「快速」ならではのものです。

京成本線に入らず、押上線だけを走る列車もあるのですが、今回は「2015年以降の京成本線を走る京急車の快速」にフィーチャーし、歴史を探っていこうかと思います。それではどうぞ。

京成本線を走る京急車の歴史と、快速復活まで

まずは、京成本線を走る京急車の歴史から振り返っていきます。

写真は2018年に復活運転したものです

初めて京成本線に京急車が乗り入れたのは、1969年の大晦日に運転された「招運号」です。三浦海岸〜成田を直通する列車が2往復設定されました。その後、1970年5月から1978年1月まで三浦海岸/三崎口(開業後)〜成田を結ぶ「城ヶ島マリンパーク号」(三浦海岸/三崎口行き)、「成田山号」(成田行き)が運行されました。特筆すべきは京急だけでなく、京成の車両も用いられた点で、「京成の車両が京急を走る」という当時では珍しい姿が見られました。

f:id:S_C_008:20260619165353j:imageその後1998年に羽田空港〜成田空港を結ぶ「エアポート快特」が誕生。日常的に京急車が高砂以東の京成本線を走る姿が見れるようになりました。当時は運用の都合で上野まで行っていたようですが、当時生まれておらず見たことのない私は信じられません(笑)。

2002年、京成のダイヤ改正により、従来の準優等種別の「急行」に代わり「快速」が登場し、都営浅草線〜京成本線の直通列車のメイン種別となります。あいにく写真はありませんが、「エアポート快速」なる種別が誕生したのもこの頃です。

2010年の「成田スカイアクセス線」開業により、京急車の高砂以東の乗り入れは新設されたスカイアクセス線経由の「アクセス特急」に移行し、しばらくは京成本線を営業列車で走ることはなくなってしまいましたが、2015年のダイヤ改正で京成本線経由の快速が復活。以後、10年以上に渡り運用や時間を変え、残り続けています。

京成本線を走る京急車の快速の使用車両

現在では8両の京急車が分け隔てなく快速として走っていますが、長らく快速として走れる車両(即ち京成本線・スカイアクセス線を走れる車両)は限られており、

f:id:S_C_008:20260619043219j:image

  • 600形
  • 新1000形10次車以降

に限定されていました。理由は京成線内で用いる「停車駅予報装置」で、これ以外の車両には搭載されておらず、使用されませんでした。

ただし、ダイヤ乱れなどの代走でそれ以外の車両が乗り入れる機会自体はありました。

撮影技術がまだ伴っておらず、ブレっブレの写真であることをお詫び申し上げます…(今も大概上手くないけど)

例えば、2017年2月23日は、朝の京急線内の遅延のために1025編成による代走が行われていました。

運用の情報出典:運用調査 転載部分は再転載可・権利主張なし

これはダイヤの乱れにより、「運転整理を行い、運用がズレて代走になった」ということのようです。当時は朝遅れるとこのような代走が起きることがありました。

ですが、2018年7月20日に状態は一変します。

f:id:S_C_008:20260619121032j:imageダイヤの乱れも起きずに、1057編成「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」が快速に充当されました。

デジタル無線化に伴うSRアンテナ取り付け工事と並行して、新1000形10次車以降に搭載されていた「車上情報管理表示装置」の取り付けが従来車にも進められ、この装置には停車駅予報装置も組み込まれました。

結果、京成本線・スカイアクセス線を走る車両の制約がこの日からなくなったのです。というか初日からイエハピをぶっこむ京急にノリのよさを感じます。

f:id:S_C_008:20260619131642j:image2021年までは当時走っていた「ドレミファインバーター」の車両もアクセス特急や快速で走ることもありました。もはや懐かしすぎですね。

これは制約があった時代の話のなのですが、新1000形10次車以降であればいいので、8両固定編成ではなくても8両であれば運用に入ることができました。

こんな写真で申し訳ないのですが、なんせ10年前のことなのでお許しください…

ということで、新1000形1800番台も快速で走ったことがあります。2015年6月28日に1回だけ充当されました。この時期だけ8両編成を組んで浅草線直通運用で走っていて、その間に運行されたものです。これ以来浅草線直通を行わないのは、あくまで8両固定編成の不足時に代走ができるようにとのことなので、普段は必要ないのでしょうね。

2015年以降の京急車の快速の動向

この項目では、京急車の快速の運用の変遷を振り返っていこうかと思います。あくまで快速に関する話が主軸なので、細かな時刻変更や、前後の運用の変更は扱いません。

主な変化を年表にまとめると以下のようになります。

年度 変化点
2015 京急車の京成本線の快速 復活
2017 土休日にも設定
2019 成田空港乗り入れ 復活
2022 泉岳寺ローカルと運用統合
2023 初めての2運用設定
2025 運用再編・羽田空港乗り入れ

簡単に変化点を振り返ったところで、この10年半にわたる運用の変遷を詳しく振り返ります。

運用の情報出典:運用調査
転載部分は再転載可・権利主張は致しません。

2015年12月ダイヤ改正

平日:81H

京成本線を走る京急車の快速が復活した記念すべきダイヤです。運用上は品川始発で、81Aとして品川→羽田を快特で走り、羽田空港の81Hに運用番号を変更していました。

781H特急→普通高砂で朝ラッシュ時の京急本線を上り、高砂から980H快速佐倉に変更し京成本線に入ります。

平日のダイヤ改正初日に81Hに充当されたのは608編成

 

佐倉~西馬込を往復後に一度宗吾に入庫し、1680H 快速三崎口行きで京急線に戻るという形になります。佐倉から三崎口を直通する列車が走ると知った時はとても驚きました。平日に関しては、大体同じ時刻に快速三崎口で京急線に戻るという形は10年ずっとそのままです。

2017年10月ダイヤ改正

平日:81H、土休日:79H

この改正で初めて土休日にも快速で走る運用が設定されました。781Hは高砂行きとして運行されていたのですが、779Hは浦賀から特急佐倉行きとして運行されていました。

1つの列車で京急本線から京成本線まで直通する列車は2015年以降で初めての設定です。

2019年10月ダイヤ改正

 

平日:83H、土休日:79H

日中の一部の快速が成田空港に延長されることに伴い、平日の快速で走る運用が83Hに変わりました。一度宗吾に入庫していたのが、そのまま成田空港で折り返す形に変更されています。久々の本線経由の成田空港乗り入れの復活です。

本線経由で宗吾参道へ回送するスカイアクセス車が一時期設定されていた

特筆すべきは783Hがスカイアクセス線経由で成田空港に向かい、その後佐倉まで回送して本線経由の快速に使用されることです。この運用のために、スカイアクセス車が本線経由で宗吾まで回送される運用が当時は存在していました。

なお、81Hは高砂到着後入庫し、夕方に再出庫するという形になりました。

土休日の79Hは時間は変わらないものの、夜の1978Hが押上線内普通になったことに伴い高砂行きに変更され、快速高砂行きが登場しました。

2022年2月ダイヤ改正

 

平日:83H、土休日:81H

快速と泉岳寺~西馬込のローカル運用が繋がったために、運用が平日・土休日ともに変更されました。

西馬込ローカルで走る1177編成

このダイヤの特徴は、佐倉10:56以降の運用が平日・土休日で共通化されたことです。三崎口から佐倉に向かい、折り返し後は西馬込→泉岳寺→西馬込→成田空港と走り、平日が三崎口行き、土休日が西馬込行きで折り返します。
平日に京急本線から京成本線に直通する列車も初登場です。また、土休日にも成田空港に乗り入れることになりました。

2023年11月ダイヤ改正

 

平日:83H・23H、土休日:81H・61H

この改正から2運用設定されることになりました。

平日は29Hが西馬込→成田空港→高砂を快速で走ります。この改正で2015年以降初めて京急車の快速が並ぶ機会ができました。

土休日は61Hがスカイアクセス線経由で成田空港に向かい、いったん宗吾に入庫後し、その後佐倉始発の快速高砂行きとして高砂に入庫、停泊します。

2024年11月ダイヤ改正

平日:83H・23H、土休日:81H・61H

早速土休日の61Hに変更がありました。高砂から普通→急行逗子・葉山行きになるというとんでもない列車が誕生しました。浅草線から逗子線に向かう列車は元々これしかなかったので、なおさら衝撃が大きいです。
元々高砂で一度入庫する別の運用が高砂始発でこの運用に充当されていたのですが、そちらをそのまま高砂停泊とし、こちらを逗子まで行く形にしたようです。

2025年11月ダイヤ改正

 

 

平日:75H・79H、土休日:21H79H

快速の浅草線側の発着地が羽田空港に変更されたため、運行形態に大幅な変更が行われました。スカイアクセス線開業前のダイヤみたいですね。

現行ダイヤの1374SH 折り返しは特急→快速佐倉行きになる

40分間隔で設定されている高砂~羽田空港の運用が快速に繋がったので、列車によって羽田空港で折り返す種別が変わります。というか京急車はそのタイプの運用がメイン。土休日は運用が増えた一方、平日は2往復に戻りました。

京成本線を走る京急車の快速の行き先

本項目において、特筆しない限りは日中のパターンダイヤにおける話となります。

成田空港

設定期間:2019年10月〜

一部の成田空港発着の本線特急が成田発着の快速特急に格上げされた際に登場しました。本線経由で成田空港に乗り入れるのは、スカイアクセス線開業以来の9年ぶりだったそうです。かつては午後に見られましたが、現在は午前中でも見ることができます。

成田(京成成田)

設定期間:2025年12月〜

2025年のダイヤ改正で新設されました。成田に到着後は一旦宗吾参道へと回送されます。成田行きの京急車の運用はかなり久々みたいですね。

撮影次第、写真は載せ替えせていただこうと思います。

佐倉(京成佐倉)

設定期間:2015年12月〜

f:id:S_C_008:20260619131545j:image2015年に再設定されて以降設定され続けている行き先です。長らく朝ラッシュの京急本線からそのまま京成本線に流れる形で見ることができました。現在は午後に見ることができます。2019年以前のダイヤにおいても、午後に佐倉行きを見ることができました。

高砂(京成高砂)

設定期間:2019年10月〜2022年2月、2023年11月〜

適当に撮りに行ったら時間が同じで被ってしまった…

 

手元にはこんな写真しかありませんでした、すみません…

高砂行きは高砂まで運転し、高砂から始発の普通として運行するパターンが基本です。一時期は高砂に入庫して停泊する運用もありました。

こちらも撮影次第、写真は載せ替えせていただこうと思います。

西馬込

設定期間:2015年12月〜2025年12月

f:id:S_C_008:20260619122744j:image成田スカイアクセス線開業以降、快速は西馬込発着となっていたため、必然と京急線に入らない西馬込発着の列車が設定されていました。

2025年のダイヤ改正で快速が羽田空港発着に変更されたため消滅し、10年の歴史に幕を閉じました。当たり前に見れる行先だったので、今でも見れないというのは信じられませんね。

羽田空港

設定期間:2025年12月〜

2025年のダイヤ改正で、浅草線側の発着が西馬込から羽田空港に変更されたことに伴い登場しました。まさかの日中の本線からの羽田空港行き、そして羽田〜成田直通列車の復活にとても驚きました。プレスには一部の列車において発着時刻や運転区間、種別等を変更しますとしか書いてなかったのに…

三崎口

設定期間:2015年12月〜

2015年以降、平日午後4時ごろから京成本線を上り、そのまま夕ラッシュの下り列車として走り続ける不動の行き先。京急側に車両を返すという都合もあるためか、走る時間は10年以上ほとんど変わっていません。

f:id:S_C_008:20260619054504j:image現在は佐倉始発ですが、2019年〜2025年においては成田空港始発で運転され、走行距離は141.1キロを誇りました。もちろん日本の地下鉄で最長距離の列車です(現在はスカイアクセス線経由の成田空港〜三崎口で136.6キロ)。

あとがき

個人的な備忘録として書き始めた記事でしたが、振り返ってみると京成本線を走る京急車の快速も10年半以上の歴史を持つようになりました。

2015年当時、私はまだ中学生でした。それを思うと、ずいぶん長い時間が経ったものです。ダイヤ改正当日は午前授業だったので、一度家に帰って佐倉に向かったのを覚えています。

こうした自社線内に乗り入れないイレギュラーな運用は、あまり長続きしない印象があったのですが、気付けば10年以上続く運用となりました。さらに近年は日中パターンの変化で羽田空港へ乗り入れるようになり、結果として京急線内にも足を伸ばす運用となりました。

長い間残り続けたのは、やはり距離清算の兼ね合いと、京成側にラッシュ時用の車両を置いておきたいという事情なのでしょうね。事情があるからこそ残り続けているという面もあると思います。

長続きはしていますが、これからもずっと走ってほしいなあという願いを込め、この記事の結びとさせていただきます。