はっせん日和

鉄道のことを中心に書いていきます。内容に絡めてちょいちょい過去写真も。

2026/7/25 東武の隅田川花火大会臨時(曳舟始発の浅草行き・区間急行北春日部)

みなさんこんばんは。
隅田川花火大会の開催に伴う東武スカイツリーラインの臨時列車が運転されたので、撮ってきました。毎年恒例の臨時列車です。

私は家から花火が見えるので、家で花火を見てから行ってきました(なんの自慢)?。

曳舟始発の普通浅草行き

増発列車の送り込みとして、曳舟始発の浅草行きが運行されています。「普通浅草行き」自体はいくらでもありますが、曳舟発はこのタイミングだけです。

f:id:S_C_008:20260725204546j:image曳舟4番線始発の定期列車は早朝に亀戸線で運行される車両が北春日部から回送された後の始発列車があるぐらいですね。

「当駅発」と表示されていますね。逆方向の下り列車はとうきょうスカイツリー駅の工事による曳舟折り返しの列車は撮ったことあるのですが、当駅始の浅草行きは初めて見ました。今まで花火大会臨は東向島でしか撮ったことがなかったで…

充当されたのは、11433F+11267F、伊勢崎方が近鉄標準色ラッピングの編成です。こういうことにノリがいい東武だしもしかしたらな…と思ってはいましたが。

一駅だけ乗車し、とうきょうスカイツリーへ。
前4両がリニューアル車なので自動放送が流れるのですが、放送は「お待たせいたしました。東武鉄道をご利用いただきありがとうございます。~」という始発駅の放送が流れることがなく、「次はとうきょうスカイツリー(×2)です」という次駅案内が流れました。

とうきょうスカイツリー駅で折り返しの列車を撮影します。去年12月に上下ホームが移設され、対向式ホームになったので今年から撮れる撮影地ですね。例年は東向島で撮ってたのですが、停止位置付近が暗いのでロケーションはこちらの方がいいです。

区間急行北春日部行き

隅田川花火大会の臨時列車のメインディッシュともいえるでしょう、区間急行北春日部行きを撮影します。

利用客が多いこともあり遅れていて、ちょっと被りが怖かったのですが、スペーシアが行ってくれたのでなんとか撮れそうです。一応スペーシアはいちごカラーなのですが、全然わからないですね…

本来、区間急行は北春日部を通過するのですが、この列車に限り停車します。北春日部には車庫があるので、そのために北春日部行きとして運転されています。東武では普段特急に止まらない新栃木行きの特急があったりする(新栃木にも車庫がある)ので、車庫のために特別に停車するってことは割とOKみたいです。
かつては定期列車であったのですが、現在は廃止されてしまったので花火大会1年に1回だけの運転になっています。

駅停車中のをもう1回。今でもこのカラーは妙ですね…。たまたま電車に乗って当たる時もあるのですが、変な気分になります(笑)。

f:id:S_C_008:20260725235020j:image何年か前だと、クレヨンしんちゃんのヘッドマークをつけた編成が区間急行北春日部に充当されたこともありました。去年は足利の花火大会でブツ6をやりましたし、東武はこういう臨時に妙な車両を走らせるのが好きな感じがしますね。

最後に側面を。「近鉄で奈良・伊勢志摩へ」と、区間急行北春日部の表示がまた見れることはあるのでしょうか…。お会いした皆さん、お疲れさまでした。

本線地上の幕には未更新・更新の概念があって、4文字の行き先が未更新だと「北 春 日 部」のように文字間のスペースが広い表示で、更新だと「北春日部」と文字が太くて文字間のスペースが広い表示なので、更新された幕の区間急行北春日部もいつかは見てみたいですね。

おまけ

先日昼間に11433F+11267Fを撮ってきたときの写真をついでに載せておきます。後ろ側ですし、夏なので陽が高い…



2026/6/21 京急600形上野入線ツアー&近鉄標準色11267Fツアー

みなさんこんにちは。

京成で「京急電鉄車両で巡る京成線ツアー」、東武で「東武10030型近鉄標準色風ラッピング電車2両編成で行く 葛生・伊勢崎 日帰りの旅」という2つのツアーが同日に開催されたので、掛け持ちしてきました。

京急電鉄車両で巡る京成線ツアー

このツアーは、文字通り京急の車両(600形)で京成線を巡るツアーなのですが、特筆すべきは約24年ぶりに京急600形が京成本線・京成上野~青砥に入線するという点です。

1998年、エアポート快特が運行開始した頃は、運用の都合で上野まで乗り入れるという形になっていました。京急・都営の車両であろうと関係なくです。

上野乗り入れは2002年に解消したので、それ以来の入線ということになりますね。

私は足立区内を走る京急車が撮りたかったので、関屋・千住大橋で撮影しました。

まずは「京 成 関 屋 駅 →」の看板がある墨堤通りと京成本線の交差地点で撮影。関屋駅のり口のすぐそばです。元々ここに来る予定だったのですが、駅名の看板だけでなく、「足立郵便局前」という交差点の標識もあったのは嬉しい誤算でした。

千住大橋駅でしばらく停車するので、後続の普通に乗って千住大橋駅を目指します。

千住大橋駅に停車中の600形を撮影。車両は601編成でした。87Hで京急線内から高砂までやってきて、高砂で昼寝する時間を活用して設定されたツアーみたいです。

京成本線上野~青砥では、スカイアクセス線運用以外運用を表すアルファベットが付かないか、ついても頭につく(例:A01)ので、一番後ろにアルファベットが付くのをここで見るのは変な感じです。まあそもそも京急車がいるのが変ですが…

上野方面の案内表示と1枚。

しばらく停車した千住大橋から出発する姿を、駅名標と絡めて。「千住」の文字と赤い電車のコラボを生で見れる日が来るとは思いませんでした。

このあと下ってくる本運転はどこで撮るか決めていなかったのですが、思いつかなかったのでそのまま千住大橋駅に残って編成写真を撮ることにしました。

アウトカーブの構図で、4両目以降は全然写っていないのですが、99Hという運番と「貸切」という表示を見れたのでよしとしますか。久々に貸切表示が見れて嬉しかったです。

600形はこの後東成田に向かいました。東成田に乗り入れるというのもまたすごいですね。

撮影後は、歩いて北千住へ。ちょっと腹が減ったので少し腹ごしらえをしてから、東武線の北千住のホームに向かいました。

東武10030型近鉄標準色風ラッピング電車2両編成で行く 葛生・伊勢崎 日帰りの旅

北千住の下り1・2番線のホームで「近鉄カラーの東武電車」を待ちます。

まずは入線してくるところを発車案内と合わせて1枚。ツアー列車なので、「団体」です。

暗いのでわかりにくいですが、2両単独で走っているために普段は見れない浅草方のパンタグラフ側の先頭を見ることができました。以前の記事にも書いたのですが、基本的に6+2の伊勢崎側に連結されているので、近鉄標準色ラッピングで浅草方の先頭が営業線で顔を出したのは、このツアーのほかにラッピング後の回送ぐらいじゃないかなあと思います。

記念の横断幕と合わせて1枚。そういえば表示は団体列車で用いられることの多い「たびじ」じゃなくて「臨時」ですね。たびじは東武独自の表示だからなのかな…?

最後に発車前の車掌さんと撮らせていただきました。普段2両で走ることがない分、このようなこともないですよね。

京急600形の上野乗り入れと近鉄標準色ラッピングの11267Fの単独運転という両方の珍しい姿を短時間で見ることができてよかったです。

京成線を走る京急車の快速 10年半続く軌跡

みなさんこんにちは。今回は今までの記録の記事です。

京急の長い歴史の中で、「快速」という種別が設定されたことは、品川〜泉岳寺を除いて一度もありません。一方、快速の表示を出す機会はあります。そう、品川から先の都営浅草線・京成線です。

f:id:S_C_008:20260619170441j:image普段は東京と三浦半島を結ぶ京急の車両が、船橋や津田沼、成田といった千葉県内を走る姿は、「快速」ならではのものです。

京成本線に入らず、押上線だけを走る列車もあるのですが、今回は「2015年以降の京成本線を走る京急車の快速」にフィーチャーし、歴史を探っていこうかと思います。それではどうぞ。

京成本線を走る京急車の歴史と、快速復活まで

まずは、京成本線を走る京急車の歴史から振り返っていきます。

写真は2018年に復活運転したものです

初めて京成本線に京急車が乗り入れたのは、1969年の大晦日に運転された「招運号」です。三浦海岸〜成田を直通する列車が2往復設定されました。その後、1970年5月から1978年1月まで三浦海岸/三崎口(開業後)〜成田を結ぶ「城ヶ島マリンパーク号」(三浦海岸/三崎口行き)、「成田山号」(成田行き)が運行されました。特筆すべきは京急だけでなく、京成の車両も用いられた点で、「京成の車両が京急を走る」という当時では珍しい姿が見られました。

f:id:S_C_008:20260619165353j:imageその後1998年に羽田空港〜成田空港を結ぶ「エアポート快特」が誕生。日常的に京急車が高砂以東の京成本線を走る姿が見れるようになりました。当時は運用の都合で上野まで行っていたようですが、当時生まれておらず見たことのない私は信じられません(笑)。

2002年、京成のダイヤ改正により、従来の準優等種別の「急行」に代わり「快速」が登場し、都営浅草線〜京成本線の直通列車のメイン種別となります。あいにく写真はありませんが、「エアポート快速」なる種別が誕生したのもこの頃です。

2010年の「成田スカイアクセス線」開業により、京急車の高砂以東の乗り入れは新設されたスカイアクセス線経由の「アクセス特急」に移行し、しばらくは京成本線を営業列車で走ることはなくなってしまいましたが、2015年のダイヤ改正で京成本線経由の快速が復活。以後、10年以上に渡り運用や時間を変え、残り続けています。

京成本線を走る京急車の快速の使用車両

現在では8両の京急車が分け隔てなく快速として走っていますが、長らく快速として走れる車両(即ち京成本線・スカイアクセス線を走れる車両)は限られており、

f:id:S_C_008:20260619043219j:image

  • 600形
  • 新1000形10次車以降

に限定されていました。理由は京成線内で用いる「停車駅予報装置」で、これ以外の車両には搭載されておらず、使用されませんでした。

ただし、ダイヤ乱れなどの代走でそれ以外の車両が乗り入れる機会自体はありました。

撮影技術がまだ伴っておらず、ブレっブレの写真であることをお詫び申し上げます…(今も大概上手くないけど)

例えば、2017年2月23日は、朝の京急線内の遅延のために1025編成による代走が行われていました。

運用の情報出典:運用調査 転載部分は再転載可・権利主張なし

これはダイヤの乱れにより、「運転整理を行い、運用がズレて代走になった」ということのようです。当時は朝遅れるとこのような代走が起きることがありました。

ですが、2018年7月20日に状態は一変します。

f:id:S_C_008:20260619121032j:imageダイヤの乱れも起きずに、1057編成「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」が快速に充当されました。

デジタル無線化に伴うSRアンテナ取り付け工事と並行して、新1000形10次車以降に搭載されていた「車上情報管理表示装置」の取り付けが従来車にも進められ、この装置には停車駅予報装置も組み込まれました。

結果、京成本線・スカイアクセス線を走る車両の制約がこの日からなくなったのです。というか初日からイエハピをぶっこむ京急にノリのよさを感じます。

f:id:S_C_008:20260619131642j:image2021年までは当時走っていた「ドレミファインバーター」の車両もアクセス特急や快速で走ることもありました。もはや懐かしすぎですね。

これは制約があった時代の話のなのですが、新1000形10次車以降であればいいので、8両固定編成ではなくても8両であれば運用に入ることができました。

こんな写真で申し訳ないのですが、なんせ10年前のことなのでお許しください…

ということで、新1000形1800番台も快速で走ったことがあります。2015年6月28日に1回だけ充当されました。この時期だけ8両編成を組んで浅草線直通運用で走っていて、その間に運行されたものです。これ以来浅草線直通を行わないのは、あくまで8両固定編成の不足時に代走ができるようにとのことなので、普段は必要ないのでしょうね。

2015年以降の京急車の快速の動向

この項目では、京急車の快速の運用の変遷を振り返っていこうかと思います。あくまで快速に関する話が主軸なので、細かな時刻変更や、前後の運用の変更は扱いません。

主な変化を年表にまとめると以下のようになります。

年度 変化点
2015 京急車の京成本線の快速 復活
2017 土休日にも設定
2019 成田空港乗り入れ 復活
2022 泉岳寺ローカルと運用統合
2023 初めての2運用設定
2025 運用再編・羽田空港乗り入れ

簡単に変化点を振り返ったところで、この10年半にわたる運用の変遷を詳しく振り返ります。

運用の情報出典:運用調査
転載部分は再転載可・権利主張は致しません。

2015年12月ダイヤ改正

平日:81H

京成本線を走る京急車の快速が復活した記念すべきダイヤです。運用上は品川始発で、81Aとして品川→羽田を快特で走り、羽田空港の81Hに運用番号を変更していました。

781H特急→普通高砂で朝ラッシュ時の京急本線を上り、高砂から980H快速佐倉に変更し京成本線に入ります。

平日のダイヤ改正初日に81Hに充当されたのは608編成

 

佐倉~西馬込を往復後に一度宗吾に入庫し、1680H 快速三崎口行きで京急線に戻るという形になります。佐倉から三崎口を直通する列車が走ると知った時はとても驚きました。平日に関しては、大体同じ時刻に快速三崎口で京急線に戻るという形は10年ずっとそのままです。

2017年10月ダイヤ改正

平日:81H、土休日:79H

この改正で初めて土休日にも快速で走る運用が設定されました。781Hは高砂行きとして運行されていたのですが、779Hは浦賀から特急佐倉行きとして運行されていました。

1つの列車で京急本線から京成本線まで直通する列車は2015年以降で初めての設定です。

2019年10月ダイヤ改正

 

平日:83H、土休日:79H

日中の一部の快速が成田空港に延長されることに伴い、平日の快速で走る運用が83Hに変わりました。一度宗吾に入庫していたのが、そのまま成田空港で折り返す形に変更されています。久々の本線経由の成田空港乗り入れの復活です。

本線経由で宗吾参道へ回送するスカイアクセス車が一時期設定されていた

特筆すべきは783Hがスカイアクセス線経由で成田空港に向かい、その後佐倉まで回送して本線経由の快速に使用されることです。この運用のために、スカイアクセス車が本線経由で宗吾まで回送される運用が当時は存在していました。

なお、81Hは高砂到着後入庫し、夕方に再出庫するという形になりました。

土休日の79Hは時間は変わらないものの、夜の1978Hが押上線内普通になったことに伴い高砂行きに変更され、快速高砂行きが登場しました。

2022年2月ダイヤ改正

 

平日:83H、土休日:81H

快速と泉岳寺~西馬込のローカル運用が繋がったために、運用が平日・土休日ともに変更されました。

西馬込ローカルで走る1177編成

このダイヤの特徴は、佐倉10:56以降の運用が平日・土休日で共通化されたことです。三崎口から佐倉に向かい、折り返し後は西馬込→泉岳寺→西馬込→成田空港と走り、平日が三崎口行き、土休日が西馬込行きで折り返します。
平日に京急本線から京成本線に直通する列車も初登場です。また、土休日にも成田空港に乗り入れることになりました。

2023年11月ダイヤ改正

 

平日:83H・23H、土休日:81H・61H

この改正から2運用設定されることになりました。

平日は29Hが西馬込→成田空港→高砂を快速で走ります。この改正で2015年以降初めて京急車の快速が並ぶ機会ができました。

土休日は61Hがスカイアクセス線経由で成田空港に向かい、いったん宗吾に入庫後し、その後佐倉始発の快速高砂行きとして高砂に入庫、停泊します。

2024年11月ダイヤ改正

平日:83H・23H、土休日:81H・61H

早速土休日の61Hに変更がありました。高砂から普通→急行逗子・葉山行きになるというとんでもない列車が誕生しました。浅草線から逗子線に向かう列車は元々これしかなかったので、なおさら衝撃が大きいです。
元々高砂で一度入庫する別の運用が高砂始発でこの運用に充当されていたのですが、そちらをそのまま高砂停泊とし、こちらを逗子まで行く形にしたようです。

2025年11月ダイヤ改正

 

 

平日:75H・79H、土休日:21H79H

快速の浅草線側の発着地が羽田空港に変更されたため、運行形態に大幅な変更が行われました。スカイアクセス線開業前のダイヤみたいですね。

現行ダイヤの1374SH 折り返しは特急→快速佐倉行きになる

40分間隔で設定されている高砂~羽田空港の運用が快速に繋がったので、列車によって羽田空港で折り返す種別が変わります。というか京急車はそのタイプの運用がメイン。土休日は運用が増えた一方、平日は2往復に戻りました。

京成本線を走る京急車の快速の行き先

本項目において、特筆しない限りは日中のパターンダイヤにおける話となります。

成田空港

設定期間:2019年10月〜

一部の成田空港発着の本線特急が成田発着の快速特急に格上げされた際に登場しました。本線経由で成田空港に乗り入れるのは、スカイアクセス線開業以来の9年ぶりだったそうです。かつては午後に見られましたが、現在は午前中でも見ることができます。

成田(京成成田)

設定期間:2025年12月〜

2025年のダイヤ改正で新設されました。成田に到着後は一旦宗吾参道へと回送されます。成田行きの京急車の運用はかなり久々みたいですね。

撮影次第、写真は載せ替えせていただこうと思います。

佐倉(京成佐倉)

設定期間:2015年12月〜

f:id:S_C_008:20260619131545j:image2015年に再設定されて以降設定され続けている行き先です。長らく朝ラッシュの京急本線からそのまま京成本線に流れる形で見ることができました。現在は午後に見ることができます。2019年以前のダイヤにおいても、午後に佐倉行きを見ることができました。

高砂(京成高砂)

設定期間:2019年10月〜2022年2月、2023年11月〜

適当に撮りに行ったら時間が同じで被ってしまった…

 

手元にはこんな写真しかありませんでした、すみません…

高砂行きは高砂まで運転し、高砂から始発の普通として運行するパターンが基本です。一時期は高砂に入庫して停泊する運用もありました。

こちらも撮影次第、写真は載せ替えせていただこうと思います。

西馬込

設定期間:2015年12月〜2025年12月

f:id:S_C_008:20260619122744j:image成田スカイアクセス線開業以降、快速は西馬込発着となっていたため、必然と京急線に入らない西馬込発着の列車が設定されていました。

2025年のダイヤ改正で快速が羽田空港発着に変更されたため消滅し、10年の歴史に幕を閉じました。当たり前に見れる行先だったので、今でも見れないというのは信じられませんね。

羽田空港

設定期間:2025年12月〜

2025年のダイヤ改正で、浅草線側の発着が西馬込から羽田空港に変更されたことに伴い登場しました。まさかの日中の本線からの羽田空港行き、そして羽田〜成田直通列車の復活にとても驚きました。プレスには一部の列車において発着時刻や運転区間、種別等を変更しますとしか書いてなかったのに…

三崎口

設定期間:2015年12月〜

2015年以降、平日午後4時ごろから京成本線を上り、そのまま夕ラッシュの下り列車として走り続ける不動の行き先。京急側に車両を返すという都合もあるためか、走る時間は10年以上ほとんど変わっていません。

f:id:S_C_008:20260619054504j:image現在は佐倉始発ですが、2019年〜2025年においては成田空港始発で運転され、走行距離は141.1キロを誇りました。もちろん日本の地下鉄で最長距離の列車です(現在はスカイアクセス線経由の成田空港〜三崎口で136.6キロ)。

あとがき

個人的な備忘録として書き始めた記事でしたが、振り返ってみると京成本線を走る京急車の快速も10年半以上の歴史を持つようになりました。

2015年当時、私はまだ中学生でした。それを思うと、ずいぶん長い時間が経ったものです。ダイヤ改正当日は午前授業だったので、一度家に帰って佐倉に向かったのを覚えています。

こうした自社線内に乗り入れないイレギュラーな運用は、あまり長続きしない印象があったのですが、気付けば10年以上続く運用となりました。さらに近年は日中パターンの変化で羽田空港へ乗り入れるようになり、結果として京急線内にも足を伸ばす運用となりました。

長い間残り続けたのは、やはり距離清算の兼ね合いと、京成側にラッシュ時用の車両を置いておきたいという事情なのでしょうね。事情があるからこそ残り続けているという面もあると思います。

長続きはしていますが、これからもずっと走ってほしいなあという願いを込め、この記事の結びとさせていただきます。

最近の4直撮影記録 2026春

ここ最近よく4直(京急・都営浅草・京成・北総)をよく撮っている気がするので、まとめて写真を放出しようと思います。たまたまですが、過去の運行形態が残る時間だったり、逆に近年生まれた運行形態だったりと、バラエティに富んだ撮影ができました。それではどうぞ。

八広①

この日はほくそう春まつりが開催されていたので、その帰りに八広で撮影しました。

1402T アクセス特急羽田空港行き 5522編成

まずは5500形のアクセス特急。あまりにもLEDの耐性が弱すぎて文字は読めないのですが、オレンジ色でアクセス特急だとわかる…と思います。

1552H 普通三崎口 1057編成

後続の普通三崎口行きは1057編成「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」。ハッピーターンとのコラボが行われているみたいです。2年ぐらい前にもやっていましたが、またやっているんですね。

1456K 快速羽田空港 3818編成

90年代の京成の新時代の象徴とも言える3700形。今日も成田へ羽田へと活躍しています。3000形の8両編成が3001編成以外に増えることが遅かったのもあり、まだ京成車の8両編成の1番手は3700形のイメージがあります。

1584H 普通三崎口 1009編成

前回のダイヤから一部時間帯を除いて再度押上線内普通に戻ったH特急。かつてと同様、押上線では20分に1本「普通三崎口」が見られるようになりました。

1474H 快速羽田空港 1001編成

一方こちらはまるで2010年以前にタイムスリップしたかのような「快速羽田空港」。とはいえ、当時は600形と新1000形10次車以降限定だったので、車種の限定がなくなったという点では異なります。

何気に1009編成→1001編成と新1000形1次車が連続してやってきましたね。

1536N 普通西馬込 9128編成

今でもなかなかインパクトのあるデザインの北総9100形「C-Flyer」。前回の改正から開業以来羽田発着だった北総線は西馬込発着になりましたね。まさか日中の京急線で北総車が見れなくなる時が来るとは。

この9128編成はこの日運転された上野発の臨時特急「ほくそう春まつり号」に使用されたのですが、ヘッドマークのステッカーを剥がした上で再出庫してきました。元々は9800形が来る予定だったようで、車両交換をしたみたいです。

1506K アクセス特急羽田空港 3156編成

アクセス特急のイメージカラー・オレンジのカラーリングが特徴的な3100形。気づいたらデビューからもう7年なんですね。時が経つ早さを感じます。

1460K 快速羽田空港 3052編成

一方、3100形の投入によって京成本線に追い出された3050形。すっかり京成カラーになって久しいですが、あの青いカラーリングはかっこよかったなあと今でも思います。いつかリバイバルの機会があるといいな…

八広②

別の日にまた八広に行ってきました。割と遅い時間なので、前回より光線が良さげです。

1550K 快速西馬込 3718編成

日中の快速は羽田空港行きになりましたが、日中パターン〜ラッシュの移行時間帯などの一部時間帯に限ってはまだ西馬込行きの快速が残っています。

3700形の1次車は行き先表示のLEDが更新され、表示がくっきり映るようになり、かっこよさがより増しましたね。

1648T アクセス特急西馬込 5521編成

またまた5500形のアクセス特急、西馬込行きです(読めないけど)。個人的に夕方のこの時間帯のアクセス特急ってまだ京蒲田以南方面のイメージが強いのですね。2022年2月改正あたりで当時は京成車で西馬込行きになったんでしたっけ。

1694K 普通西馬込 3448編成

今の4直で随一の人気を誇る3400形。新塗装の赤電を思い起こす白い車体と、幕ということで、SSを気にしなくていいのはいいですね。

Twitterを見ていたら、ここ八広に25人が集まったという投稿を見かけました。また翌日も、フォロワーが別の車両目当てに八広を訪れた際に側面にあまり光が回っていない時間ながらも人が集まっていたそうで、人気の高さが伺えますね。

1674H 快速三崎口 1033編成

2015年のダイヤ改正以降脈々と運行が続けられているこの時間の快速三崎口行き。京成本線サイドで走る京急車を京急線内に返すという都合はあるものの、よくここまで同じ時刻で残っているなと思います。

この日は最後のシーメンス製ドレミファインバータを搭載していた1033編成でした。ってももう5年前の話ですが。

菅野~八幡

この日は京成本線のダイヤが乱れており、ちょっとイレギュラーな形の運用となっていました。ダイヤが乱れたから撮りに行ったわけではないのですが…

10A13 快速うすい 3448編成

本来は20分前の快特で来る予定だったのですが、遅れで1運用ずれて快速うすい行きで来ました。LED車はROM更新で表示が「京成臼井」になってしまったので、一度3400形の快速うすいは撮りたかったので撮れてよかったです。思わぬ収穫でした。

10S73 回送 AE1編成

見慣れない回送のAE形が本線を走っていきました。どうやら前の運用が京成本線経由のモーニングライナーだったらしく、本来の折り返しが出来ないための措置ですかね?最高速度160km/hのスピードスターが、ゆっくり住宅地を走っていて面白かったです。

1021H 快速成田空港 1001編成

羽田空港からやってきた京急車の快速。この列車の前の運用は逗子・葉山始発の急行だったので、ほぼ定刻で来ました。

ここで撮る京急車は佐倉行きのイメージなので、成田空港行きは新鮮です。新1000だけに

10A05 快速特急佐倉 3848編成

一方、本来は先ほどの快速より前を走るはずの快特が数分続行でやってきました。快速は津田沼から各駅停車ですし、流石にどこかで追い抜いたんですかね?

遅れの影響で本来の成田行きが佐倉止まりに。噂には聞いていましたが、実際に佐倉折り返しを見るのは初めてでした。狙って撮れるものではないので、LED対策でSSを落として撮影しました。

屛風浦

京成側では撮ってるけど、京急で撮影していないなあ…と思い、思いつきで屏風浦に行ってきました。数少ない午後で上り列車を撮影できる撮影地です。

1407D 急行羽田空港 1177編成

新1000形16次車、通称「貼り千」です。ステンレス車では一番好きな形態ですね。

登場から数年は線内運用限定で、日中はエアポート急行(当時)のイメージが強いのでこの急行で撮ると安心感がありますね。とはいえ種別が急行に変更されて、羽田空港の行き先に飛行機がつきましたが…。

1405A 快特品川方面泉岳寺

京急の顔、2100形。 私の幼少期の頃も、今でもグッズに2100形がいて、「今の子どもも2100形に目を輝かせているのかなあ」と思いますね。地元に来る分新1000形の方が昔から好きではあるのですが、今も昔も京急に乗る分にはやはり2100形には乗りたいと思いますね。転換クロスシートで快適ですし。

1453 普通品川 1585編成

今後置き換えが進むであろう1500形。この編成は元1600番台で、1637編成を名乗っていました。 この編成は他の1500形の6両のような4両と8両各1本を6両2本に組み替えたのと違い、1990年代に行われた組み替えにより6両になっています。長らく1500形唯一の6両編成でした。

京急本社で行われた1500形の写真展の資料より

空港線羽田駅(現:天空橋駅)開業時は6両までの対応で、こうした空港線の資料や記念品がよくある第一編成ではなく1637編成になっていたのはなかなか興味深かったです。

1427D 急行羽田空港 1401編成+1417編成

南急行ならではの4+4の編成。京急の4両は8両の増結、単独の普通、4+4で8両を組んでの急行、そして4×3の12両運転とフレキシブルな活躍をしていますよね。車両の器用な使い方が京急は上手いと思います。

1457SH 快特高砂 1001編成

今やかなり本数が少なくなってしまった本線の「SH快特」。一部時間帯にかつてのダイヤパターンが残っているので、そのタイミングにだけまだ走っています。

今度は1401編成→1001編成と、八広と似たような連続でやってきましたね。

1001編成が更新後浅草線に乗り入れるようになったのは日中のSH快特が特急に格下げされた後だったので、一度撮っておきたいと思っていたので撮れてよかったです。

 

軽い気持ちで書き始めた記事だったのですが、思ったより分量が多くなってしまいましたね…。結構撮影していました。

あまり日常の記録を掲載することはないで、またの機会に一気に放出するかもしれません。

 

2026/4/20 近鉄標準色ラッピングの東武電車 運行開始

今日、近鉄標準色ラッピングの東武10030型が走り始めたとのことで、今朝撮りに行ってきました。

ラッピングされた編成は、先日鉄道博物館で展示された11267Fです。大宮から戻ってきたかと思えば、近鉄カラーとは…。

運用を確認し、とりあえず小菅に向かいました。

赤と白の近鉄標準色を纏った10030型がやってきました。10030型にフルラッピングが行われることは今までなかったので、結構新鮮です。

まだ東武感が強いという声もネット上では聞かれますが、確かにブラックフェイス部が銀じゃなかったり、ライトの位置も違うので、まだ東武らしさが残るんですかね?ステンレス車なのでビートが残るというのもありそうです。

2月の関西遠征で近鉄の方の東武カラーは撮影しましたが、相手方の再現感は近鉄のが上な感じがやはりしますね。

近鉄標準色の東武電車を撮影をする時のポイント

正直、先頭で順光という条件下で撮影するとなると撮れる場所は限られています。

f:id:S_C_008:20260420120126j:image10030型の2両編成にはワンマン車と非ワンマン車がいるのですが、運用は完全に分けられています。ワンマン車は亀戸線や大師線、館林地区で運用されています。

11267Fを含めた非ワンマンの2両の運用は6両編成を浅草方に連結した6+2の8両編成でしか基本的に運用がありません。ちょっと前までは4+2をやったりもしていたのですが、ワンマン化改造の進行に伴いすっかりやらなくなってしまいましたね。

2026/6/22 追記

なんと、6/22夕方の午後出庫で4+2を組んでいることが確認されました。編成は(浅草方)11433F+11267F(伊勢崎方)のようです。8両を組んた11432F+11433Fをバラして、6両で走っています。

6両の運用は朝夕は区間急行や区間準急、日中は浅草~北千住のローカルか、久喜~館林のローカルですね。

8両の運用はラッシュ時限定で、日中は完全に6両編成だけで回しているために日中運用で撮影できることはありません。

また、東武本線は路線が南北に直線に走っていることが多いので、必然と撮れる場所は浅草方ばかりになります。そもそも伊勢崎方を撮れる撮影地があまりないのです。2両は6両でも8両でも伊勢崎方に連結されるので、どちらにせよ厳しいですね。

f:id:S_C_008:20260420121828j:image6両でも8両でも撮れるのは、私が以前撮影した小菅ですかね。

昔はとうきょうスカイツリー〜曳舟の踏切でも撮れたのですが、そちらは高架して撮れなくってしまいました。6両限定なら、春日部~北春日部の国道16号の跨線橋からは夏の平日限定で撮れると思います。といっても陽が落ちずに撮れるのは2本ぐらいだと思いますが…(3605レ 区間準急南栗橋行きと3511レ 区間準急館林行き)

6両で面縦であれば、牛田で撮ることができます。陽の高い午後なら撮ることができます。

あと館林ローカルなら下り方で撮れるところもありそうですが、手元の写真も場所の覚えもないのでちょっとわかりません。申し訳ないです。

f:id:S_C_008:20260420122049j:image夜にバルブで撮影できる箇所はとうきょうスカイツリーや、北越谷以北を中心にあるので、そちらを狙った方が楽な気がしますね。簡単な内容ではありましたが、参考になれば幸いです。

私個人としては日中でも撮りやすい6両か、地下鉄や東急にも乗り入れる50000系列にラッピングをして欲しかったな、という気はありますね。近鉄サイドは阪神直通対応車で神戸まで顔を出したり、山陽電車とも顔を合わせたりしてるので…。

 

2026/04/12 東急を撮影

みなさんこんにちは。軽く東急を撮りに行ってきたので、その記録を載せていこうかなと思います。

まずは大井町線帯の9000系。ついに西武に移籍した編成も日中に動き始めたとのことで、今後が注目される形式です。

続いて9000系の置き換え用に投入された、6020系50番台。G各停だとどことなく準急感がありますね。

先日からLED表示機の更新が始まった6000系。今まで1/1000でも表示が切れていたのですが、更新によって切れなくなりました。またROM更新も行われ、種別の表示に黒く縁取りがされるようになりました。

また、Qシート連結編成だったのでオレンジの車体が目立ちますね。

B各停でも6020系が来ました。 見た目こそ従来の急行用の6020系と同じですが、5CARSのステッカーと、ドア横に青い帯が貼られているのが特徴です。

そして、デビュー39周年を記念して赤帯に復刻された9015Fを撮影しました。かつて東横線で見たあの姿を撮影できてよかったです。大井町帯もかっこいいのですが、やはり赤帯がいいですね。

撮影後は、そのまま大井町線を東に向かって大井町へ。3月28日に開業したばかりの「大井町トラックス」に向かいます。

大井町トラックスは元々JR東日本の社宅があった場所に建てられた商業施設で、3階にあるデッキからは東海道線・京浜東北線や東京総合車両センターに入庫している山手線の車両を見ることができます。開業したばかりということもあり、電車ウォッチングをしている家族連れを多く見かけました。

大井町トラックス訪問後は、再度大井町線に乗車し、途中で乗り換えて多摩川へ向かい、そこで撮影します。

まず来たのは5050系5178F。5050系の最終編成で、スノープラウがついたスカートが特徴的です。

こちらは5050系…ではなく、狭義の5000系。田園都市線向けに製造されましたが、6ドア車の2両→3両やかつて東急が大株主だったJALの経営悪化などのゴタゴタに巻き込まれて東横線にやってきて、副都心線直通工事も行い現在も東横線で活躍しています。 

三田線の最新車両(といってもデビューからしばらく経ちましたが)、6500形。角ばったデザインが6000形を髣髴していてとても好きです。あと一時期三田線ユーザーだったので、編成長が長いという面でも好きでした。

Qシート組み込みの4114F(元5168F)。東横線のQシートは苦し紛れのキャンペーンを何度もした挙句減車して、「QシートなのにQシートじゃない」車両が誕生してしまいましたが、今ってどうなんですかね?

あと、何気に湘南台行きですね。相鉄直通開始から早3年ですが、まだ東横線下りで湘南台の文字を見るのは変な感じがします。

7000系から引き継がれた8CARSのステッカーを貼り付けた8両の17000系。10両編成は日立製なのですが、8両編成は近畿車両製なので同一形式ながら細部には差異があるそうです。

ぼちぼち新塗装も登場している3000系。2本いる新塗装は相鉄線内で昼寝していたみたいで、撮れませんでした。とはいえこのトリコロール帯が貴重になる時はやってきますので、今のうちに記録しておくべきですね。

フルカラーLEDになり、かっこよさが増した埼玉高速鉄道2000系。この撮影地は目黒線の方が撮りやすい気がしますね。両方撮れるので、効率はいいのですが。

2020年に2両増車して、4000番台へと編入された4111F(元5173F)。東急5000系には帯の太さが2本あり、4111Fが登場する前は編成内で帯の太さは必ず揃っていたのですが、初めてその法則が崩れ元からいる8両と増結した2両とでは帯の太さが違うのが特徴です。

普通の5050系に見えますが、実は田園都市線5000系6ドア車の3両化で余ったサハを組み込んでいてサハだけ5000系な5170F。改番してあるので車両番号だけでは判別できないのですが、別の路線から転用された車両が一定数いるのが東急5000系列の面白いところですね。

f:id:S_C_008:20260413211631j:image5170Fに組み込まれている中間車は、元をたどると5102Fに組み込まれていたものです。5000系は当初はオール4ドアで製造され、それらの編成に連結されていたサハが東横線に移籍している、というのは結構多いです。

波打つ帯が特徴的な南北線9000系B修繕車。なかなか独創的なデザインですが、南北線はフルスクリーン式のホームドアなので目立つでしょうか。

新横浜線開業後も活躍を続ける6300形3次車。とはいえ、日中の三田線からの新横浜線へ直通する列車は相鉄線直通の海老名発着のみなので、相鉄に乗り入れられない都営車は原則日吉までの乗り入れです。

すっかり他社を走る姿が板についた相鉄20000系。JR直通線すらまだまだ先のことだと思っていたのに、今や東急直通すら3年とは年月が過ぎるのは速いものです。次のこのような大規模な新路線開業と新たな路線ネットワーク構築は、なにわ筋線でしょうか。こちらも気づけばできていそうですね。

まだB修繕をしていない9000系。05系のB修繕も終えた今、最後の平成0年代の営団らしさを残した車両といえるでしょうか。

実は新幹線のラッピングの4105Fや、出場直後の東武9102Fも来ていたのですが、どちらも被ってしまい撮れませんでした。東武9000は勝手に撮ると思うのですが、4105Fは流石にもう一度撮りにいかないとダメですね。

とはいえ、目当てだった9000系赤帯や、癖のある5000系が撮れてよかったです。

鉄道博物館に東武10030型50番台11267Fの展示を見に行く

鉄道博物館と東武博物館の連携企画として、東武10030型50番台11267Fの展示が東武博物館で行われていたので、2回行ってきました。

東武の車両が鉄道博物館で展示されるのは今は山形県蔵王にいる東武8000系8577F以来2回目です。

前回もそうだったのですが、本館の1Fの車両ステーションを抜け、ランチトレイン方面に向かうと引き込み線があり、そこに展示されていました。

まずは1回目です。

いました。大宮に来てマルーン帯の10030型を見るのは不思議な感覚ですね。

この11267Fは1995年に製造され、東武でシングルアームパンタグラフを試験的に搭載した車両です。翌1996年から製造開始した20070型からシングルアームパンタグラフを本格採用し、30000系、50000系と同形状を採用し続けています。

表示はこの日は「普通栃木」でした。宇都宮線運用を意識しての表示でしょうか。
宇都宮線といえば栃木行きだよな~と思いながらWikipediaを開いたら、南栗橋~東武宇都宮に運行系統が変わったのが6年前で驚き。もうそんなに経ったんですね。

クハ12267側は行き先が「東武宇都宮」でした。やはり、宇都宮線を意識した表示のようですね。

ところで、11267Fの連結器は本来密着連結器+電連で、甲種輸送での機関車の牽引に合わせ密着自動連結器に換装されています。10000系列自体は元々密着自動連結器だったのですが、10030型50番台の途中から密着連結器+電連に変更され、現在に至っています。この姿は10030型としてみれば、「登場時の姿」に近いと言えるでしょうか。

ただ連結器の変更は分割併合を行う2両・4両・6両に対して行われ、分割併合を行わない東上線の10両貫通編成は10000系列でも密着自動連結器を今でも装備しています。

189系「ランチトレイン」と。ヘッドマークは「踊り子」と「湘南新宿ライナー」で、東海道線系統の列車でまとめられていました。

次は屋上から撮影。2階建て新幹線「Max」ことE1系や、りんかい線の新型車両71-000形と顔を合わせました。交差することはあれど、東武の電車と新幹線が顔を合わせるイメージはないので、新鮮ですね。

屋内の車両ステーションの2階には、東武博物館所有の資料の展示が行われています。10000系に掲示されたヘッドマークや、10000系登場時のナンバープレート、パンフレットが展示されています。

西新井工場が閉鎖される直前に行われた試運転で掲示されたヘッドマークも。東武公式のツイートによれば、11261Fに掲示されたようです。

池袋~越生を直通する臨時列車「越生観梅号」のヘッドマークもありました。

解説にも書いてあったのですが、2003年まで運転されていたのですが、2017年に久々に運転され、ツートンリバイバルの81107Fが池袋まで乗り入れました。私の記憶が正しければ、現状最後の8000系が池袋から営業運転した列車だったはずです。写真に関しては当時まだ未熟であったため、ブレやカツカツ具合はご容赦ください…

次に2回目です。最終日に行ってきました。

前照灯が点灯し、屋内に展示されているものと同じ「ありがとう西新井工場」ヘッドマークを取り付けた、「試運転」の表示でした。この後臨時になったり、ヘッドマークと行き先を変更した時間もあったみたいです。

他のヘッドマークが別の場所に掲示されるタイミングもありました。左のヘッドマークは東上線で東京スカイツリー開業時に11634Fで運転されたPR列車「11634(イイムサシ)号」をモチーフとしたデザイン、右は10000系20周年ヘッドマークをモチーフとしたデザインです。

クハ12267側はあの「東武日光・東武宇都宮」でした。ネタに走りすぎです。

最後にまた屋上から。高崎線を走るE231系と撮影しました。

なぜか東武の電車が鉄道博物館で展示される、ということがもう一度起こるとは思いませんでしたね。また面白い企画に期待したいです!

2026/04/09 追記

近鉄とコラボ編成に東武に11267Fが選ばれたみたいです(プレスリリース)。鉄道博物館に運ばれた上に近鉄カラーになるとは、どうなっているんですかね…